Twitterの一部界隈で「暴力をふるうとモテる」というトンデモな理論が流行っているようです。馬鹿らしいを通り越して呆れるばかりですね・・・。
ヤンキー不良中学生みたいなのがこういう理論を信じているのかと思いきや、大のオトナが信奉してるんですよ。日本のレベルや民度ってこんなに落ちてしまったのだなと驚愕するばかりです。単純に頭悪いですよね。
女性を直接ぶん殴ると逮捕リスクがあるので、大声を出したり、モラハラしたり、他の弱者男性を殴ったりいじめたりして暴力性をアッピルするとより効果的です。 https://t.co/A8wadVzFHn
— 小山晃弘(狂) (@akihiro_koyama) October 30, 2021
この手の説をツイートしているアルファアカウントがいくつか存在しますが、共通して以下の特徴があります
■専門に行動経済学や心理学を研究しているアカウントではない
■それどころか、本名や経歴すら記載されていない匿名アカウント
■データ的根拠や引用論文が不十分
■それどころか、ツイートの内容を見る限り、最低限の統計学の知識や資格すら取得していないと思われる
常識的に考えて、こんな連中が言ってることを信用する方が頭がおかしいわけですが、残念ながらTwitterは民度が低いSNSなので、一部信じる人が出てきてしまっているようです。マジ頭悪いんだな…
良識のある人はこんな言説を信じる人はいないと思いますが、くれぐれも馬鹿げた説を信じて犯罪行為を行うことがないように。
素で話すと「暴力的な男がモテる」の暴力には積極性、外交性が含まれてた言葉だったと思うんだけど、字面通りに「よし!女を物理的に殴ろう!ガシッボカッ」と受け止める人が出てきて混乱を引き起こしたのでないかと。
— トイアンナ//恋愛と就活のプロ (@10anj10) November 2, 2021
この狂ってるやつの反社会的な助言を真に受けて、犯罪行為に及ぶ馬鹿が増えないことを祈るばかりだ
— スキゾイドくん??フォロバ100×ネオリベ×事実婚活 (@doctor_anan) October 30, 2021
筋トレで胸板を厚くする、力強く抱きしめる、部下に指導的な立ち位置で動く、とかで充分"暴力性"はアピールできんだよ
実際に殴る蹴るいじめるとかするチンパンは現代社会ではただの社会不適合者だろ https://t.co/uzAC5RMvTL
これで世の中の犯罪者やモラハラDV男が増えたら責任取れるんでしょうかね?不謹慎を発言を平気でするという人間性も疑いますが、オトナが中学生みたいな理論を本気で信じている姿はある意味滑稽です。
これだけDVが問題視されている世の中で、こんな馬鹿げた発現をするとは・・・
昭和の時代に流行った「チョイワルオヤジ」みたいなのを信じてしまって残念な行動を取る気持ち悪いオッサンと通ずるものがある。
なお、暴力性とモテは低い相関があるだけでモテの決定打にならないことは、こちらの方が丁寧に説明してくれています。
書きました。
— すもも (@sumomodane) November 7, 2021
「暴力性を出せばモテる」説は本当なのか実証してみた|すもも @sumomodane #note https://t.co/3jim2kvFNi
結婚相手への期待(「重視する」の比率)。
— すもも (@sumomodane) August 26, 2022
女性は「暴力を振るわないこと」を75.1%も重視する。
「暴力性を出せばモテる」などとイキっている男性は、結婚を考えている女性からは選外とされそう。 pic.twitter.com/pkU3kQ4lfb
「暴力性モテ」について、一般人のイメージをききました。
— すもも (@sumomodane) April 26, 2022
「暴力性モテ」に関するイメージの回答は分散傾向であり、中でも多かったのが「DV」「ケンカ」「殴る・暴力を振るう」といった有害な暴力性に関する項目でした。
「暴力性モテ」は伝わりにくいし一般人からは有害だと思われているだけです。 pic.twitter.com/8Vh0hTA2MZ
実は「暴力性」自体はモテに必要です。ですが、本当のオトナは暴力性をスマートに表現します。
一方で、「暴力=モテ」を信じて、殴ったりモラハラとかしちゃうのは「中学生」か「発達障害のオトナ(心の中は子供)」だけ。
なんか子供だね pic.twitter.com/RQ5wMuwQPv
— すもも (@sumomodane) November 1, 2021
弱者男性を殴ればモテるのは中学まで
— まさまさ (@masa2ayakou) October 31, 2021
。まともな大人ならそんな男は相手にしないだろう。
ただし、同じ殴るのでも、物理ではなく札束や権力で殴って強さをアッピルするなら話は別で、モテるための大きな要素になるのは間違いない。 https://t.co/0At96tCfnZ
「オトナの暴力性」とは「リーダーシップ」「経済力・権力」「力強さ・積極性」に置き換えたもので具体的には以下のようなものを示します。見てのとおり、直接殴ったりなど陰湿さが皆無です。殴る蹴るの不良がモテるのは中学生までであり、オトナになればオトナのアピール術が必要ということですね。
・仕事で立場・権力を築き、権力的強さを見せる
・経済力・財力を築き、経済的強さを見せる
・仕事でのコミュ力、スキルを磨き、能力的強さを見せる
・筋トレで胸板を厚くし、肉体的な力強さを見せる
・力強く抱きしめる、手を引くなどで、女性に強さを感じさせる
・部下に指導的な立ち位置で動く姿を見せ、リーダーシップを見せる
では、Twitterの残念な底辺層はなぜ「暴力=モテ」を信じてしまうのでしょうか?
簡単な話です。知能でも仕事でも収入でもコミュ力でも見た目でも勝負できない雑魚だからです。彼らはオトナのモテアピールができないんですよ、低能低年収低学歴で顔も良くないから。暴力に頼るという傾向自体が「他のモテ要素で勝負できない雑魚です」と自分で言っているようなものなんです。
暴力がモテないということになってしまうと、「暴力でダメだったら非モテの自分には何もなくなる」という恐怖が「暴力=モテ」の信仰に繋がっているんです(心理学で言う"心理的防衛機制")
社会的に雑魚な上に、自分がモテないという客観的事実を直視できず怪しい信仰に走るとか、心が弱すぎダサすぎですよね。
つーか、暴力「性」モテを否定してしまったらモテないのは単に人間的魅力に欠けて努力も足りてないからになるけどそれでええんかな?
— しの。 (@shino___kou) November 2, 2021
世の中、素敵な人だけモテるならお前らはそうじゃないから非モテという話で終わりだな。
しかも、こういう連中に限って「人生の積み上げ」をやってきていないので「暴力」すらも中途半端だったりするんです。
不良っぽく「暴力!暴力!」とイキってるくせに、実際に喧嘩になったら、私のように毎日筋トレしてて柔道経験者みたいなのに勝てなかったり。
さらに「暴力=モテ」の大本の発信者が滑稽なのは、「何やっても女の目線で見た場合に暴力性になる可能性がある」とか言い訳しちゃってる点。
そもそも論として、女に話しかけるのもLINE聞くのも遊びに誘うのもホテル打診するのも全部「加害」や「ハラスメント」なんだから、女を殴らずに(加害せずに)女を口説くのは原理的に不可能なんだよな。
— 小山晃弘(狂) (@akihiro_koyama) October 31, 2021
これは事実ですが、「空気を読む」「タイミングや間の取り方がうまい」「コミュ力が高い」「言葉・態度・視線・仕草から常に女の行動心理を予測しながら反応」などが出来る人なら95%回避できるんです。
そもそもモテてる人は「暴力性を発揮してる」なんて認識はありません。むしろ「俺は女を気持ちよくしてやってる」と思ってるし、「圧倒的にモテるという事実」がこの自信の裏付けになってるんです。
暴力性なんて語り出す奴は、その裏に「僕の行動が暴力になるかも…」みたいな自信の無さの心理が見え隠れしてて、これがもう究極的にダサイんです。
「意図的に暴力性を発揮する」なんて馬鹿なことやる前に人間力を磨いたら??
根本的な話としてSNSをよく見る人間や、SNSで人気のアルファアカウントは、残念な底辺の人間や社会不適合者ばかりです。
少し考えればわかると思いますが、リアルが充実している本当のモテ男や、社会で経済的権力的に成功している本当の勝ち組は、Twitterなんて見てないか、たまに覗く程度。一方でリアルが満たされない人は、承認欲求や憤りをネットにぶつける傾向にある。つまり、リアルが残念だからTwitterで反社会的な発言をしてるんです。
先日の選挙では自民党が圧勝、維新躍進でしたが、Twitterでは左翼や維新叩きが溢れていました。「民意・一般人の思想」と「Twitterの思想」はかなりの隔たりがあるのです。くれぐれもTwitterの底辺層の言葉に耳を傾けないようにしてください。
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