【ポイント①】人口減少自体は問題ない。むしろ役に立たない人は減らした方が将来の日本のためになる

文中画像 文中画像

 

そもそも、なぜ世の中は「少子化対策しなければならない!」と叫んでいるのかご存知ですか?少子化が進むことで、以下のような問題が生じるからです。

 

一般的に言われている少子化問題

1. 労働力不足:少子化により、労働人口が減少し、企業の採用難易度が高まるため、日本経済の成長が阻害される可能性があります。

2. 社会保障財源の減少:高齢化が進むことで、医療費や年金などの社会保障費が増大し、財源が不足することが懸念されます。

3. 地域社会の弱体化:少子化により、地域社会が衰退し、地方都市や田舎地域の過疎化が進むことが懸念されます。

 

つまり、将来の日本の社会基盤を支えるために人口を増やさなければならないという主張なのですが、実はこの主張自体がウソなんです。

この主張には、将来的なAIや生命科学等のテクノロジーの進歩が加味されていないためです。

実は、愚かな人間による愚かな未来予測により、社会が振り回されることはよくあります。例を挙げると、20~30年ほど前に「地球で石油が枯渇する!大変だ!」という話がしきりに騒がれました。しかし、現在では探索技術が進歩し石油採掘量が増えて、石油が枯渇するなんて話は誰もしなくなりました。「変化」を加味しない未来予測など何の意味もないのです。

少子化対策についても同様です。今子供を作っても、成長して社会に出て日本を支える存在になるのは、今から20年~40年以上も後になります。その間にAIはさらに進歩し、人間の社会を支えるのに「もはや人は不要」という状況になっていることが充分に考えられるのです。実際に現在人工知能に仕事を奪われるケースは増えてきていますし、過去にも産業革命など同様のパラダイムシフトを我々は既に経験しているのです。本気で子供を産むのが社会のためになると思っているならば、長期的視野で物事を考えられないバカということです。

 

少子高齢化が問題になるのはせいぜいあと40年であり、そのくらいなら移民や社会保障削減で充分にカバーできます。そして、その後の未来では、AIに競争で負ける劣等遺伝子が子供をたくさん産んでも社会のお荷物になるだけなんですよ。社会のためになるどころか負担になる大切なのは闇雲に子供を増やすことではありません。「AIが発展した社会でも存在価値がある優秀な少数精鋭の子供」を生産することです

今、本当に考えるべきは、今後激しく時系列変化していくAIや生命科学技術進歩具合・社会基盤維持・出生数等を都度総合的に見て、お荷物を最小限にしつつ、かつ、社会に必要となる人的リソース不足を回避できる適切なバランス維持です。

 

詳細は以下記事で解説しています。

少子化は手遅れだし、どうでもいい問題

 

 

【ポイント②】少子化対策が進まない理由=コンパクトシティに移住したくない老害のワガママ

文中画像

 

ただし、直近では、移民などで補ったとしても限界はあり、日本の人口減少に伴い、日本の地域社会が機能しなくなり社会基盤が崩れていくのは事実です。

以下のとおり、東京などの都会にほとんどの人が集中し、2050年までにほとんどの田舎は無人になり消滅する予想が国から発表されています。これはもう、変えられない事実です。

 

 

 

なお、東京のような日本最大の都心も確実に縮小は起きます。23区外の多摩などは無人地区になっていきますし、足立・葛飾区などは人口減少が顕著で、杉並・世田谷区なども2045年には3人に1人は高齢者ということなります。

2100年に向けて、東京は以下のように縮小しコンパクトシティ化していきます。将来は「東京13区」とかになっているでしょうね。

 

文中画像

 

 

「それならば早めに田舎や地方を破棄して、自然に返せばいいだけじゃない?」って思いましたか?そうです!その通りなんですよ。それがまさに、都会に全ての人を集めて効率化を図るコンパクトシティ構想です。

人間が住む場所が狭くなれば、それだけ社会が効率化され、社会基盤の維持にコストがかからなくなので、人が減ってもIT・人工知能を駆使して充分に社会を維持できるようになるわけです。

例えば、道路や鉄道も都市部だけにあれば良くなるので、郊外の道路の維持は不要になりますし、移動範囲が狭くなればそもそも自家用車自体が不要になります。東京・大坂・名古屋など、日本に10~20か所程度の一定の都市だけ残して、あとは人間の居住禁止にしてしまえば物流も劇的に改善しドライバー不足なども解決します。そもそも自動運転の課題は複雑な道やイレギュラー対応なので、決まった道を走行させるだけなら自動化も容易になってくるでしょう。

都市も居住区はタワーマンションのみとし、理路整然とした街並みにすれば自動運転やドローン配送に対応しやすくなるし、無人店舗化・医療の統廃合・介護施設のロボット化等の徹底的な効率化・合理化も、人が一か所に集まっているからこそ実現できるのです。

少子高齢化問題で田舎・地方は確実に廃れて無人化していきますが、むしろ都市部の便利さ・快適さは今以上になること間違い無しなのです。少子高齢化問題は全く悲観するような話ではありません。コンパクトシティ化を実現するだけで、我々は少子高齢化問題に終止符を打ち、人が減っても幸福な未来を実現できるのです。

 

 

ですが・・・実はコンパクトシティモデルをやろうとして失敗した事例があります。何故だと思いますか?

「生まれ育った土地から離れたくない」「都会での暮らしなんて息苦しいし怖いから嫌だ」と不平不満を垂れる頭の悪い田舎の老害のせいですよ。

少子高齢化問題が解決しないのは、ただの老害のお気持ち・感情論などの下賤な理由からなんです。ね?くだらないでしょ?「少子高齢化問題なんて大したことない」としきりに述べていますが、理由はこのとおりです。

 

極論を言えば、「うるせえ!くそジジイ!ぶん殴るぞ!」って都会に引きずってくれば、すぐに解決する話なんですけどね。

まあ、そんなことしなくても、いずれは少子高齢化問題は解決します。理由は簡単で「ない袖は振れぬ」からです。

日本の社会基盤は限界です。頭の悪い田舎の老人が何を叫ぼうと、もう田舎は維持できないので、嫌でも都会に集まることになる。田舎に残りたい馬鹿老害は勝手に残ればいいんですよ。国は生活を補償しませんけどね。それどころか田舎なんて医者すらいなくなるので、そういう馬鹿老害は病気して勝手に死んでくれるでしょう。

まあ、移動が遅くなればなるほど全体の効率化が遅れ社会保障費が嵩むことになるので早く強制移住させたいところではありますけどね。いやー、マジで社会に迷惑かけてる田舎の高齢者早く死んでくれねえかな?

 

 

【参考】少子化の本当の原因。少子化対策は不可能であり、むしろ適切な淘汰が必要

文中画像

 

なお、補足しておきますが、「子供を何とか増やそうとする」方向性の少子化対策は無駄です。生物的にはごく自然な現象であり、そもそも少子化は問題ではないからです。愚かな人間がその愚かな社会の中で、勝手に少子化を問題視し、抗えるわけがない生物的仕組みに無駄に抗おうと必死になっているのです。

誰も語らない少子化の"本当の原因"

 

少子化の事実

・少子化の原因は政策や価値観の問題ではなく、生物本来の特性(密度効果)によるもの

・人口が減るのは、増えすぎた人口が元の規律に戻る"正常化"であり、むしろ嬉しく喜ばしいこと

・少子化が進んでも人類は滅ばない

・さらに生命工学・AI等のテクノロジーにより社会は持続可能

・逆に無能な子供は作っても将来ではお荷物になる可能性が高い

 

現代はわずか100年で異常な速度で急激に人口が増えました。少子化は起こって当然の反応であり、むしろ人が減る方が生物として正常です。この状況で「子供を増やせ」「少子化はおかしい」など言っている人間は頭が悪いとしか言いようがありません。

本当に人類のための持続可能社会を目指すなら、現在のような各家庭に手当を配って各家庭の出産に任せるなんて時代遅れの家内制手工業をやめて、繁殖の工業化にいち早く取り組むべきです。社会基盤の維持はIT・AI・ロボットに任せ、その管理者として少数の超人的に優秀な人間を工業的に作り出すという体制が理想です。まずは、日本も中国を見習い人工子宮開発に予算を割くべきです。

優秀な遺伝子のみを使って製造し成人するまで一元管理した方が遥かに合理的で、生産コストも抑えて品質も維持できるし生産数もコントロールできることは産業革命など人類の歴史が証明しています。