近年、DINKs(デュアル・インカム・ノー・キッズ)と呼ばれる夫婦の数が激増しています。彼らは子どもを持たずに双方が収入を得る生活を選ぶことで、独特のライフスタイルを享受しています。
では、なぜDINKsの数が増えているのでしょうか?
本記事ではその理由や比率や離婚率について解説をしていきます。
DINKs(ディンクス)という言葉に馴染みがない方も多いと思いますので、改めて説明をすると「DINKs」とは、「Dual Income(夫婦二人の収入), No Kids(子供なし)」の略称です。
これは、夫婦のうち両方が収入を得ながら子どもを持たない生活を選んでいることを指します。夫婦の双方が働き、子どもを持たないことで経済的な自立や自由なライフスタイルを追求することができるのが特徴です。
この言葉は一般的に、子どもを持たない選択をするカップルや夫婦に関連して使われます。
最初に伝えたいことは、これからDINKsというライフスタイルを選ぶ方には、自信を持ってその道を突き進んで欲しいという点です。
近年DINKsの家庭が増加していますが、実はDINKsのライフスタイルに対してSNSで一部の頭のおかしい層が批判しているのです。ネットやSNSでは、こんな時代になってもなお「少子化が問題だ!」と叫び、他人に子供を作らせようと圧力をかけてくる人間がいるのをご存知ですか?
以下のような過激な発言をしていたりしますが、ネットにいる昭和の老害のような時代遅れの意見に騙されて、道を間違うことが無いように注意ください。
「結婚して子供を作って妻子を守ってこそ一人前だ!」(昭和の老害?)
「女は子供を産んで育てるのが幸せ」(本気?ガチの昭和の老害?)
「生物として繁殖して子供を作るのは自然な行動。そもそも進化心理学的には~~~」(人間でなくてお猿さんなのかな?)
「少子高齢化なんだから社会のために子供を作らないと」(本気でいってんの?)
「子供を作らない子なし夫婦や無産様は社会のフリーライドだ!」(絶句)
現代社会は、結婚してもしなくても自由、子供を産んでも産まなくても自由な世の中になりました。気持ち悪い昭和時代と違って、周囲から結婚・出産の圧力をかけられることもなくなりました(もしかすると老害が生き残っている地方の田舎ではまだあるかもしれませんが)。
恋愛についても自由でオープンになりましたし、やっと本当に国民が生き方を自由選択できる素晴らしい時代が訪れたと言えます。
「子供はいらない」「子供はコスパが悪い」という考え方は一般的となってきています。ごく一部の変な人達の雑音に流されることなく、安心して「子無し夫婦(DINKs)」の道を突き進んでください。
⇒激増するDINKs勝ち組最強説!子なしでよかった!ただし結婚する意味は無い
DINKS叩きの記事は多いし、「クロワッサン症候群」など独身を揶揄する記事も多いね。
— 蝶々 (@witch_medeia) October 6, 2023
他人は「自分が選択しなかったもの(できなかったもの)」含め、disりたい生き物なんだよ。
しかしワイは結婚を全く羨ましいと思わんけどな。
ワイが手に取る葡萄は酸っぱい事が確定している。 https://t.co/BrOzgzCU54
別に子なし専業主婦でもいいじゃん思う。
— 🐸かえるくんX (@room8151) October 4, 2023
望んでもできなかった人もいるのよ。不妊治療のために仕事やめたりね。
あるいは夫が転勤族だったり激務だったり、働くには体が弱すぎたり。交通事故の後遺症あったりとかね。
なにがそんなに許せないのか理解に苦しむわ…
「子無し独身はライフステージを上げられない」という煽りがそこそこいいね稼ぐ裏側には、既婚子ありで生活苦、夫婦仲険悪、妻or夫があまり好きじゃない、というリアルが隠されてるのでは?「自分達は幸せなんだ!」と言い聞かせないと暮らしていけないのかも
— よし?? (@ysflowsy) April 20, 2023
具体的にDINKs世帯の割合について説明します。
平成27年国勢調査のデータによると、夫と妻が両方とも就業している家計は約1,308万世帯存在します。そのうち子どものいる世帯は894万世帯であり、子どものいないDINKs世帯は413万世帯となっています。
したがって、DINKs世帯の割合は31.6%になります。つまり、全体の約3割が子どもを持たずに生活しているということになります。
こちらは2015年のデータになりますので、現在はもっと増えているでしょう。
さらに時代の最先端を行く東京では2015年時点で36%になっています。東京圏は今後さらにDINKs(ディンクス)が増えていくでしょう。
DINKs(ディンクス)の離婚率については、正確な統計データがありませんが、厚生労働統計 人口動態調査のグラフから推測する限り、DINKs(ディンクス)の離婚率はかなり高いと想定されます(おそらく子どもがいる家庭の3倍以上)。
離婚の半分は「未成年の子がいない離婚」なんですよ。もちろん、子どもが成人してから離婚するケースもあるので、これだけでDINKsの正確な離婚率を算出することはできません。
この離婚率の高さを見て、「やっぱり!DINKsは後悔してるから離婚が多いんだね!」と騒ぎ出すマヌケな日本人って結構多いんですよ。頭がおかしいのでしょうね。論点が完全にズレている。
これ、実態は真逆なんですよ。
DINKsは相手が気に入らなかったらすぐ別れられるのに、子どもがいると育児に縛られて相手が気に入らなくても離婚ができない、っていう事態が今日本で起こっているんですよ。つまり、本当に不幸で後悔している層は、子どもがいるせいで離婚したくても離婚できない子持ちということです。
日本が異常なのは、なぜか「離婚」「離別」をマイナス要素として捉えているということです。
以下記事で、世界は既に事実婚+婚外子が普通になっていて、未だに「法律婚して子供を作るのが普通」という規範を持っているのは日本と韓国の中高年のみという話をしました。
⇒皆婚社会は異常!日本を破壊した「お見合いで全員結婚」という害悪規範
⇒事実婚が増加する理由。メリット・デメリットと法律婚との違い
なぜ海外の人達は結婚しないのかというと、根底に「自分の人生がパートナーに縛られるなんておかしいよね?いつでも離別可能であることが尊重されるべき個人の自由だ」という思想があるからです。つまり「"離婚"という選択ができることが自由であり尊重されるべきプラス要素」ということです。
労働についても同様です。海外の人達は「私が会社に雇用されているのではなく、私が働く会社を選別しているのだから、会社は私の自由選択で退職できるべき」という思想が根底にあります。海外は解雇規制の意識が薄く成果主義が当然ですが、「別にどんどん転職してステップアップしてくから、それでよくね?」って思ってるわけですね。
世界の先進国に比べて、異常なのは日本だけです。「会社クビになったら不安だから終身雇用がよい」とか「DINKs(ディンクス)だと離婚するから、老後が不安だよ」とか本気で言ってるんですよ。私はこれを聞いて、最初はギャグかと思ったのですが、マジでした。。。
「不安だからブラック企業でも我慢して働き続ける」「子どもがいるから我慢して離婚しない」みたいな異常行動を真顔でやってる"現代の奴隷"が日本人ということです。
私は日本産まれ日本育ちの日本人ですが、子ども時代から数十カ国を旅行し、社会人後もアメリカとイギリスで働いた期間が長かったためか、奴隷メンタリティに洗脳されることなく大人になれました。世界の中でも類い稀な「気持ち悪い奴隷」を回避できたので本当に良かったと思ってます。
時代についていけてない頭の悪い奴隷民族の皆さんは、早く現在の常識・現在の感覚にアップデートしてくださいね。
・世界では事実婚・婚外子出産が常識。「ちゃんと働いてちゃんと結婚して子供をちゃんと育てる」と考えているのは日本の老害だけ。
・全員が結婚する皆婚社会は、社会としても生物としても欠陥。日本の昭和は異常者の巣窟。
・「結婚しない」「結婚したくない」という感覚は少なくとも若年層では常識的な価値観。
・「結婚相談所・結婚仲介・婚活アドバイザー」は日本だけで成立している情弱向け詐欺ビジネスで、入会する奴はバカだけ。相手探しはマッチングアプリが常識。
・お見合い、社内恋愛は時代遅れで結果論的に日本人の衰退・劣化を招いた。自由恋愛・恋愛至上主義が正しい淘汰のためにも必要。
DINKsが増えている理由はさまざまです。以下にいくつかの理由を挙げます。
近年、女性の社会進出が進み、経済的な自立が容易になりました。夫婦ともに働きながらキャリアを追求することが可能となり、経済的な安定感を求めて子どもを持たない選択をする人が増えました。
DINKsは自己実現や自分たちのライフスタイルを重視する傾向があります。子どもを持たないことで時間やリソースを自由に使えるため、自分たちの夢や趣味に注力したり、世界各地を旅行するなどの充実した生活を送ることができます。
子どもを持つことは大きな責任や経済的負担を伴います。DINKsは、子どもを持つことに関わるストレスや負担を避けることを選択する場合があります。
また、出産や子育てに対する社会的な支援が不十分な場合、子どもを持たないことがより魅力的に映ることもあります。
DINKsは、パートナーシップや夫婦関係の充実に重点を置くことが多いです。子どものいない状態でお互いの時間や関心を共有し、パートナーシップを深めることができます。
これらの理由により、DINKsが増えていると言われています。
子どもを持たない理由は夫婦によって異なりますが、共通することもあります。それは、「周囲の人々に理解されにくい場合がある」ということです。
日本では子どもを持つ夫婦が多く、子どものいない夫婦は少数派です。さらにその中でも、子どもを持たないことを選択しているDINKs夫婦は、より少数派となります。
「夫婦になったら子どもを持つ」という考えは絶対条件ではありませんが、夫婦同士の会話になると子どもに関する話題が中心になることもあるでしょう。子どものいないことで、「いつ子どもを作るの?」と言われたり、子どもを持つ人との会話についていけなくなる場面も増えるかもしれません。
また、経済的余裕や時間的余裕のあるDINKsに対して、余裕のない子持ちが嫉妬で攻撃してくるケースにも注意が必要です。
⇒「DINKsむかつく!うざい!気持ち悪い!反出生主義!」←かわいそうな奴よのう・・・
⇒ずるい!パワーカップルの特徴・比率と末路。羨ましすぎて貧民の嫉妬が止まらない!
近年の研究で「子供は多いほど不幸になる」「子供が育つほど不幸になる」という研究結果が世界中で出ています(参考論文:DP2021-002(佐藤 一磨)、Blanchflower and Clark (2021)、Margolis and Myrskylä (2011))。
子供自体は幸福度を上げる要因なのですが、子供に付随する環境変化が幸福度を下げているんですよ。お金、夫婦関係、家事育児負担が主な原因で、特に「お金」の要素が大きいと考察されています。
共働きで育児に追われ教育費負担やローン地獄等の金銭負担に悩み、自由に自分の時間とお金を使えずストレスでイライラしている残念な子持ちが、腹いせでDINKsを攻撃してくるわけです。迷惑極まりない話ですよね。イラついて他人に迷惑かけるくらいなら最初から産むなって話なんですよ。まあ、コイツら馬鹿なんで、まさか子供を産んで不幸になるなんて産む前には微塵にも考えてなかったんでしょうね。
現在の日本では未だに「結婚したら子どもを持つことが当たり前」と時代遅れの考えを持つ人もいますので、子どもを持たない選択にはさまざまなデメリットが付きまとうものです。
しかしながら、その一方で、子どもを持たない選択には教育費や時間、労力などの限られたリソースを他の目標に充てるというメリットが存在します。また、夫婦ふたりの時間を充実させることも可能かもしれません。どんな選択にも、良い面と悪い面が存在するものです。
現在はまだ少数派であるため、理解されにくい場面も多いかもしれませんが、DINKsという生き方は今後確実に増加していきます。
より多くの人々が自身のライフスタイルを選択する時代。DINKsという新しい生き方が広まりつつある現代社会において、子どもを持たない選択をする夫婦の存在が注目されています。
子どもを持つことが幸福の条件の1つとされる一方で、DINKs夫婦は個々の価値観に基づいた自由な生き方を模索し、多様性が尊重される社会の一端を担っています。
将来的には、DINKsの増加や理解が進み、より多くの人々が自身のライフスタイルを選択する時代が訪れることを願うばかりです。
ところで…。このような異常子持ち様が攻撃を仕掛けてくるのは何故かご存知でしょうか?
その心理メカニズムを解説すると上記の図解のとおりです。以下記事で詳しく解説しています。
⇒図解!子持ちマウントしてくる気持ち悪い既婚者の心理と返し方
具体的な事例を挙げていきます。子無し夫婦(DINKs)に攻撃を仕掛けてくる子持ち様の主張は以下のようなものが多いですので、実際にこういうことを言われたらその攻撃者とは人間関係ごと切り捨てた方が良いです。また、ネットでこういう主張を見かけたら「ヤバい奴」の可能性が高いので関らないようにすることをオススメいたします。
■「子無しはフリーライダー!」
■「子無し税払え!子持ちの社会保障を拡充しろ!」
■「産め圧をもっと上げて、結婚出産しない人を社会で差別すべきだ!」
⇒ポジショントークする段階を既に越えてしまっていて、相手を攻撃することに狂ってしまった異常者です。こういう二項対立→攻撃の図式にはまってしまう人間って、ポジショントークする馬鹿の中でも特に頭が悪い層です。馬鹿ほど物事を自分のせいにしたがらず他罰的思考・他責思考する心理特性があり、「若者vs高齢者」「働く女性vs専業主婦」「子持ちvs子なし」「未婚vs既婚」「男vs女」等の二項という理解しやすい対立構造がそれを加速させるんです。軍事国家が煽動する「自国vs敵国」の構図に乗ってしまう馬鹿国民が歴史上にたくさんいたことからも分かります。実際の世の中は二項で説明できるほど単純ではないのですが、知能が低い人ほどシンプルに理解したがるのです。一言で言えば「頭が悪い異常者」ですね。
■「子無しは社会的信用がない」
■「子供作らないのは親不孝」
■「女は子供を産んで1人前」
⇒昭和脳おじさんタイプです。現実にそぐわない時代錯誤なことを平気で言ってきます。最初の典型的ポジショントーク型の一種なのですが、このタイプは時代遅れの価値観を前に出してきますので気持ち悪さ3倍です。子供に限った話ではなく古い価値観の正しさを語ってくる人間・押し付けてくる人間はほぼ「新しい価値観に対応できない」「新しい価値観のせいで相対的にヒエラルキーが下がった」立場の連中です。一言で言えば「加齢で脳が劣化したオッサン」ですね。
■「進化心理学的には~」
■「生物なら子供を産んで増えるのは本能」
■「結婚して子供を産まないと淘汰される」
⇒最近増えた進化心理学等の似非科学を根拠にポジショントークする層です。進化心理学は帰納法に基づいており演繹的視点に欠けています。簡単に言うと仮説を立てただけで実験によって検証はされていません。さらに気持ちが悪いのは、この進化心理学を自分流に捻じ曲げて都合よく解釈する層がたくさんいることです(Twitter等で進化心理学を語っているアカウントはほぼ学者ではありません)。例えば「生物は繁殖するのが正常で子供を作らないのはおかしい」は典型的な嘘。高校で習う密度効果の事すら知らずに発言しているのでしょう。一言で言えば「無知な似非科学信者」ですね。
以上です。
他にもタイプはいるかと思います。執拗に特定の価値観を押し付けてくる人を見かけたらポジショントークしている可能性を疑いましょう。こういう連中は知能が低いので「ポジショントークしている自分自身」を俯瞰視・客観視することができません。近寄らないようにすることをオススメ致します。
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